Logicに限らず、別トラックを参照しつつ、アクティブなフォーカストラックに録音したいことは多々あると思います。ただ、別トラックを固定しつつ、フォーカストラックに録音していくことは意外と大変な気がします。

ピアノロールに参照トラックを映しつつ、録音トラックを「録音可能」にすれば、自然と録音したいトラックに録音を進めることができますが、難しいのは録音した直後に、録音トラックの内容がピアノロールに映し出されることへと強制的に切り替わってしまうことです。
Logicの仕様上、録音した直後に、その録音トラックが最前面に押し出されてくるようなのですが、これが意外と作業の手間を肥大させてくることが多いと感じます。
そこでピアノロールを二つ表示して片方を固定、もう片方をフレキシブルにすることにしました。私は3台のモニターに出力できるので、1台はメインウィンドウにするとして、もう1台に参照トラックを写しつつ、さらにもう1台に録音トラックを映すという方法にしています。
その際に重要になってくるのはリンクボタンの扱いです。参照トラックの方はリンクをOFFにすることでそこに参照トラックを永続的に表示させます。その状態で録音トラックのピアノロールを立ち上げることで、ピアノロールを二つ表示できます。そして、録音トラックの「録音可能」を点灯させることで、参照トラックを固定表示させつつ、録音トラックも常に映し続けることができます。
紙のスコアに楽譜を書く場合には、他のパートを常に見つつ、フォーカスパートを書いていくでしょうから、DAWでもそういった画面の工夫をしていくことは鍵だと思いますが、やはり画面同時出力数が多いハードを有している方が便利だなと感じることは多いです。
とはいえ、デスクスペースや作業スペースの関係上、4台も5台もとなってくると、それはそれで別の問題も発生してくるので、妥協点としてDAWはモニター3台で落ち着いています。